Aさん「苦手な食べ物が多くて、よく人に注意される。けど嫌いなものは嫌い。けど、どうやって他の人は苦手な食べ物を克服しているんだろう?考え方で克服できるものなのかな?」
このような悩みを持っている方は多くいると思います。前はセロリ、コーヒー、イカの塩辛などなど嫌いな食べ物がたくさんありました。
しかし、今では嫌いな食べ物は無いといっても過言ではないくらい、克服できました。
この記事では、自分がいかにして苦手な食べ物を克服したのかについて紹介したいと思います。
レベルを1~3段階に分けて書いています。このレベルは克服するにあたっての本気度のようなものです。
どうしても、克服したい食べ物がある、自分は食べれるようにならないといけないんだという気持ちの人は是非レベル3まで読んでみてはいかがでしょうか。
レベル1
レベル1では、
「苦手な食べ物を食べれたらいいなぁ(漠然)」
とか
「好き嫌いせずに食べなさいと言われたから、嫌いな食べ物を克服しようかな」
といったような、苦手な食べ物をなんとなく食べれるようになれたらいいな、
最悪食べれなくてもいいかなというスタンスでいる人向けの記事になっています。
克服への本気度:50%
の一般的なレベルです。

なぜ苦手なのか考える
敵を倒すためには、敵を知らなければなりません。
苦手な食べ物においても同じです。
自分が苦手とする食べ物のどこが嫌いなのか、なぜ苦手としているのか
それを自覚する必要があります。
自覚することによって、自分が克服すべき目標が明確になります。
今までは、嫌いな食べ物だから考えたくもなかったし、嫌いなものは嫌いと片付けてしまっていた人も多いのではないでしょうか?
しかし、自分の苦手とする部分を自覚し、目標を明確にすることで、初めて嫌いな食べ物と同じ土俵で戦うことが出来ます。
”自分の苦手な部分”が好きな人の意見を聞く
その食べ物の嫌いな部分を自覚することが出来ましたか?
考えてみてください
この世の中には、何十億人もの人がいます。
きっと、あなたが嫌いだと思う部分がたまらなく好きな人がいるはずです。
そういった人がなぜ自分が苦手としている部分を喜んで食べているのか、どこがどんな風に好きなのか知ってみることが大切です。
こうすることで、
自分の苦手だと思って避けてきたところに新たな光が当たります。他の面から苦手な部分について考えることが出来ます。
例えば、ピーマンの苦いところが嫌いだとしましょう。
しかし、この世には
「ピーマンの苦みのおかげで口の中がリセットされ、味が単調になりがちな料理でもアクセントとなって飽きずに食べやすくしてくれる。最高の食材だ。」
と考える人もいるでしょう。
また、トマトの食感が嫌いだとしましょう
しかし、トマトの食感が好きな人は
「トマトの溢れ出る野菜のうまみを凝縮した果汁がたまらなく好きだ。トマトのジューシーな感じは他の野菜とは比べ物にならない」
と考える人もいるでしょう。
嫌いな部分に対する様々な肯定的な意見を聞くことで
ちょっと食べてみてやるか!という気持ちに少しでもなりましたか?
それでもだめなら、レベル2へGO!!
レベル2
レベル2では
「さすがにこの年になって、これが食べれないのは恥ずかしいかも」
とか
「健康診断で引っかかって、キノコをたくさん食べろと言われた、苦手なのに...」
といったような、これを機に苦手な食べ物を克服してやるんだと自主的に克服方法を模索し始める人向けの記事になっています。
克服への本気度80%
食べれるようになってやると心に決めた人向けの記事です。

食べ物が自分の口に入るまでを考える
今目の前に自分の苦手な食べ物があるとしましょう。
その苦手な食べ物は、自分のもとに届くまでにどれくらいの長い旅をしてきたでしょうか。
食べれる状態に成長するまで長い時間を要したでしょう。
生産する人や加工する人、輸送する人、販売する人がいて初めて、自分の目の前にその苦手な食べ物が存在するのです。
そう考えるとどうでしょう。
目の前の苦手な食べ物がとても貴重なものに見えてきませんか(見えてくれ笑)
もし、イメージしにくい人は、苦手な食べ物の生産、加工、販売までの流れを調べてみてください。
ここまで、イメージ出来たら、
一度苦手な食べ物を味わってみてください。
もしかしたら、自分のもとへ届くまでの長い時の流れの息吹が体中を駆け巡って、おいしいと錯覚するかもしれません。
(錯覚かよ笑
自分で作ってみる
ここまで克服するために色々言ってきましたが、
なんだかんだこれが克服への一番の近道だと思います。
学生の頃、林間学校で作ったカレーが一番おいしいと感じませんでしたか?
自分で釣って捌いた魚が格別においしいと感じませんでしたか?
そういう事です。
さて、
あなたは嫌いな食べ物を自分で生産or入手したことがありますでしょうか?
きっと無いはずです。あったら苦手になんてなっていません。
それでも苦手という方はレベル3へ進むことをお勧めします。
やはり、
食べ物を生産or入手するためにがある程度の困難が伴います。そして、その困難には愛着が伴います。
自分は小学生の時キュウリが嫌いでしたが、苦手を克服するべく家庭科の時間にキュウリの栽培を行いました。
学校の裏の畑を自分で耕し、市場に行ってキュウリの苗を買い、夏休みほぼ毎日学校に通って水やりをして育てたキュウリの味は今でも忘れません。
キュウリを始めておいしいと思ったのはその時なのですから。
他の食材も例外ではありません。
自分で苦労して、労力を注いで、愛情を注いでから食べる食べ物は格別においしいです。
克服のきっかけとして、苦手な食べ物を自分で生産or入手してみることを強く勧めます。
レベル3
さて、レベル1、レベル2と進んでもなお、苦手とする食べ物がありますか。
レベル3は
「自分はこの苦手な食べ物を克服せずには死ねない」
とか
「自分は、この食べ物を克服するために生まれてきたんだ!」
と自信を持って言える方向けの記事になっています。
克服の本気度:100%
何が君をそこまでさせたんだと、周りから引かれ始めるレベルです。

最終手段!悟りを開く
そう!ズバリ、
悟りを開く
です。これが苦手な食べ物を克服するための最終手段です。
どういう方法かというと、読んで字のごとくただただ「悟りを開く」だけです。
(悟りを開くだけとは(哲学)
筆者もこの方法を使って、克服した食べ物が一つだけあります。それは、
セロリ
レベル3を説明するには筆者の体験をそのまま伝えるのが、一番伝わるでしょう。
レベル1
筆者「自分はこの独特の香りが苦手なんだな。なんというか青臭さの権化のようなこの香りが。しかし、これが好きだという人もいるのだろう。その人の意見を聞いてみよう」
セロリ好きA「セロリのみずみずしさがとても好きです。一度かじってみると、みずみずしさとともに、鼻から自然の香りが抜けていく感覚が堪りません。」
筆者「なるほど、“自然の香り”ですか。確かに、そういわれると少し食べてみたくなるかも。」
レベル2
筆者「ふむふむ、セロリはこうやってできるのか。なるほど。実家(ド田舎)の畑で作ってみるか」
筆者「ほとんどおばあちゃんに育ててもらったけど、それでも2カ月弱心待ちにしてたし、手伝いもした、さっそく収穫してマヨネーズとともに、いざ実食!」
ドキドキ
カリッ、ボリボリ
「…」
「…う、不味い」
レベル3
筆者「…悟るしかない、なぁ」
そして、心を決めセロリを口いっぱいに頬張りました。
なぜそうしたかはわかりませんが、
きっとそれが一番手短に悟れると考えたのでしょう。
すると、当然首から上がセロリになります。猛烈なセロリ独特の香りと、苦みのようなものが襲ってきました。
少しの間意識を保とうと、セロリと格闘していると苦みのずっと奥の方に、スイカの上位互換のような甘みがあることに気づき、そこに意識を集中させました。
すると、先ほどまでは苦渋という表現がぴったり当てはまっていたセロリから出た果汁が、急にジューシーなスイカのように感ぜられたのです。
はい、引かないでください。
レベル3のまとめとしては、
克服できるまで挑戦してみる
ということです。克服できるまで挑戦するということは、実質100%克服を成功させることが出来る唯一の方法です(すっとぼけ)。
是非苦手な食べ物を食べる際にこの記事を読み返してみてください。多分、食べれるようになってますよ。たぶん。
また、例としてコーヒーを克服するための記事を書いているので、ぜひ読んでみてください
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